ブドウ農家やってみる? 魚津 西布施 9月15日に就農体験会

 魚津地域担い手育成総合支援協議会は9月15日、魚津市小川寺天神山のブドウ園などで就農体験会を開く。「西布施ぶどう」の担い手確保が目的で、就農に興味がある人に実際の作業を体験してもらう。同5日まで参加者を募集している。西布施ぶどうは、現在17戸の農家が組合をつくり約5.5ヘクタールで約30品種を栽培している。高齢化や後継者不足で栽培の継続が難しい人や、ブドウ畑の委託を考えている人は少なくない。

 当日は市役所に午前8時半集合。市が用意した車でブドウ園に移動して収穫や箱詰めなどの作業を体験するほか、就農・定住支援制度の説明や意見交換なども行う。午後3時までに市役所に戻り解散する。

 対象は、市内での就農を検討している高校生以上で農業経験は問わない。定員5人程度で参加費2千円。汚れてもよい服装や帽子、長靴、飲み物を持参する。

 担当者は「作業を経験することで就農への思いが明確になる。関心がある人はぜひ参加してほしい」と話している。問い合わせは同協議会事務局の市農政係、電話0765(23)1032(平日午前8時半~午後5時15分)。

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