駅周辺で不審火が相次ぐ 放火の可能性も

 31日未明から早朝にかけて、横浜市中区でごみ集積所のごみや公園内に置いてあったいすなどを焼く不審火が3件相次いだ。現場は横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅(同区)から半径50メートルほどの範囲内で、いずれも火の気はなかった。伊勢佐木署と南署は放火の可能性もあるとみて調べている。けが人はなかった。

 両署によると、同日午前1時20分ごろ、同区弥生町5丁目の家庭ごみの集積所から火が出ているのを近くに住む女性(32)が見つけ、110番通報した。数分後には、約30メートル離れた首都高速道路脇の植え込み内でもごみが燃えているのを、駆けつけた警察官が発見した。

 さらに、同日午前4時45時ごろには、同区曙町5丁目の阪東橋公園内にあった折りたたみ式のいすなどが燃えているのを通行人の男性(45)が見つけ、119番通報した。

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