昨季までベイスターズに8年間在籍した荒波翔外野手(33)が31日、現役引退を表明し、今後は球団の野球スクールで講師を務めることを明らかにした。
横浜市出身の荒波は横浜高で活躍し、東海大~トヨタ自動車を経て、2010年ドラフト3位で入団し、12、13年にゴールデングラブ賞を獲得した。昨オフ退団し、今季はメキシカンリーグでもプレーした。
この日、自身のSNSで「ベイスターズで8年、メキシコリーグで3カ月プレーできたことは人生の誇り。これからも僕を成長させてくれた野球を通じて新しい事に挑戦していきたい」と思いをつづった。
横浜高でもチームメートだった1学年後輩の石川は「僕が高校に入ったときからスーパースター。野球に対して真面目な方ですごい刺激になった。お疲れ様という思いと、まだできるんじゃないかという思いがあって、すごくさみしい」と心境を語った。