シンガポールOLが何度もリピートしてしまう!絶品ローカルヌードル3選

シンガポールのローカルグルメはどこで食べられるの?

海外旅行に出かけたら、現地の人に愛されるローカルグルメを味わいたいものですよね。シンガポールは様々な文化が入り混じる国なので、ローカルグルメも多種多様です。

 

地元の人達がローカルグルメを味わう場所と言えば、「ホーカー」と呼ばれる屋台街が定番です。数十件の屋台が集まるホーカーは、シンガポール島内の各地にあり、観光客でも気軽に立ち寄ることができます。

 

または、オフィス街の一角にひっそりと構える老舗の専門店も見逃せません。ヌードルの専門店ではメニューをほんの数種類しか用意していないところもあり、お店のこだわりが感じられます。

 

今回は、シンガポール在住の私が何度もリピートしてしまう、おすすめの絶品ヌードルを紹介します。

 

ミルクの追加注文が決め手!フィッシュスープ

 

フィッシュスープとは、魚の切り身と野菜の入ったシンプルなスープのこと。シンガポール人の同僚に勧めらて食べたものの、初めは正直全く印象に残りませんでした。

 

しかし、毎日長蛇の列ができるフィッシュスープのお店もあることを不思議に思い、よくよくお客さんの注文を観察してみると、皆スープにミルクを加えているということを発見しました!

 

これは「エバポレートミルク」という無糖の練乳で、甘味はほとんどありませんが、塩味の多いスープに入れるとたちまちマイルドな味わいになるのです。これが人気の秘訣でした。

 

ミルクの追加は無料なので、注文時には必ず「ミルク!」と伝えています。ミルクを扱っていないお店もあるので、確認してから注文をするのも良いかもしれません。

 

このスープに、太めのビーフンを入れてヌードルとして頂くのが私のおすすめです。

 

商品に様々なトッピングを加えて自分好みの味に仕上げることができるのも、シンガポールグルメの楽しみのひとつです。

 

とろみがやみつき、ホッケンミー

 

ホッケンミーとは、中国の福建省の名前が料理名となったヌードルです。

 

福建省からマレー半島へ船で渡ってきた商人から伝わり、マレーシアやシンガポールでそれぞれの進化を遂げて今の形になっているようです。

 

私が好きな”シンガポール版ホッケンミー”は、黄色い卵麺と太めの白いビーフンをミックスして作られたものです。

 

とろみを付けたスープとエビなどの具材を一緒に炒めて完成。添えられたライムを絞って頂きます。マイルドな味わいなので少し辛味を足したい方は、サンバルソースを混ぜても美味しいですよ。

 

マレーシアで進化を遂げたペナンホッケンミーは、スープの色や味、具材も少し違うようなので、見かけたときにはチャレンジしてみようと思います。

 

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あんかけ好きにはたまらない、イポーホーファン

 

こちらはマレーシアのイポーという街発祥のヌードルです。

 

スープに、チキンや海鮮等の具材と、平たいお米の麺であるホーファンが浸してあります。

 

お店によりスープは微妙に異なりますが、あんかけよりも少し軽いくらいのとろみがついたスープの方が、ホーファンとの馴染みが良いような気がします。

 

お気に入りのこちらのイポーホーファンは、スープがほんのりお醤油風味で食欲をそそります。表面のさっくりとした揚げ餃子を浸しながら、食感の変化も楽しめます。

 

実は私はこのお料理に出会ってから、マレーシアのイポーという都市の名前を知りました。コロニアル調の建物が並ぶ景観と、グルメも有名な街のようなので、いつか行ってみたいと思っています。

 

シンガポールで美味しいお店を見つけるコツ

食に厳しいと言われているシンガポールの人達は、美味しいお店の噂を聞きつけては、喜んで長蛇の列を作るようです。

 

多数の屋台が立ち並ぶホーカーでも、行列ができる屋台とそうでない屋台があり、どのお店が美味しいのかは、待っている人の列で計り知る事ができます。

 

目立たない路地にひっそりと佇んでいるお店が実は老舗の名店だった、ということもあるので、街の人の様子を観察しながらのグルメ探索も、シンガポールの楽しみのひとつですよ。

 

シンガポールに来た際にはぜひお気に入りのヌードルを探してみてくださいね!

 

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