ツインズがシーズン本塁打のメジャー新記録を樹立

日本時間9月1日、1チームによるシーズン本塁打のメジャー新記録が誕生した。前日の時点で262本塁打を放っていたツインズは、この日のタイガース戦で6本塁打を放ち、今季のチーム本塁打数が268に。昨季ヤンキースが記録した267本塁打のメジャー記録を1年足らずで塗り替えた。

敵地でのタイガース戦に7対10で敗れたツインズだが、1回表にミッチ・ガーバーの25号ソロ、2回表にマックス・ケプラーの36号ソロ、5回表にホルヘ・ポランコの20号2ラン、6回表にC.J.クロンの24号ソロと4本のアーチが飛び出し、昨季のヤンキースの記録まであと1本に。そして、8回表にネルソン・クルーズが34号ソロを放ち、シーズン267本塁打のメジャー記録に並ぶと、9回表にはガーバーがこの試合2本目となる26号ソロを放ち、メジャー新記録樹立となった。

また、ポランコが20号2ランを放ったことにより、ケプラー(36本塁打)、クルーズ(34本塁打)、エディ・ロサリオ(27本塁打)、ガーバー(26本塁打)、ミゲル・サノー(26本塁打)、クロン(24本塁打)、ジョナサン・スコープ(21本塁打)と合わせて、20本塁打以上の選手が8人となり、こちらもメジャー新記録を樹立。ツインズは日本時間8月29日の試合でスコープが今季20本塁打をクリアし、昨季のドジャースなど過去7チームが達成している「20本塁打以上7人」のメジャー記録に並んでいた。

ツインズは、日本時間9月1日の試合を終えた時点で今季135試合を消化。まだ27試合を残しており、前人未到のシーズン300本塁打を十分に狙えるペースとなっている(現時点でシーズン321本塁打ペース)。また、マーウィン・ゴンザレスが今季15本塁打を放っており、チーム9人目の20本塁打達成者が誕生する可能性もある。本塁打に関するさらなる新記録が生まれるのか。レギュラーシーズン最後の1ヶ月に注目だ。

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