聖火ランナー応募できず 業者ミスを県が公表

 県は1日、31日に締め切った東京五輪の聖火リレーランナーの一般公募で、締め切り直前の14分間、ホームページ(HP)から応募を受け付けられなくなった、と発表した。受託業者が設定を誤ったのが原因で、少なくとも24人が応募できなかったという。

 県オリンピック・パラリンピック課によると、31日午後11時42分ごろから56分ごろまで、HP上の応募フォームを送信できない状態になった。

 締め切りに向け、受託業者が同11時半ごろから、HPの情報を更新していた際、誤って応募を受け付けられないように設定。応募者から「応募ができない」との内容の問い合わせが相次いだことで気付き、締め切り3分前に復旧した。

 県は問い合わせた24人の応募を受け付けるほか、今後問い合わせがあった場合も個別に対応するとしている。

 同課によると、一般公募には8月23日時点で4千人超の応募があった。問い合わせは県実行委員会聖火ランナー応募管理事務局電話045(548)8105。 

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