<オピネル>のナイフは登山にもおすすめ! サイズ・材質の違いを比較解説 キャンプでの調理など、アウトドアで大活躍の折りたたみナイフ。登山時にも1つザックに忍ばせておくと、いざという時に役立つ便利なアイテムです。そこで、人気のナイフメーカー<OPINEL(オピネル)>より、登山への携行におすすめのナイフを紹介。ステンレスなど刃の素材や長さ、持ち手の材質が異なるモデルを多数展開しているので、各モデルの特徴を比較・解説します。自分にぴったりの1本を選ぶポイントがわかるはず!

伝統的なナイフの老舗<オピネル>の魅力とは?

<OPINEL(オピネル)>は、1890年に誕生したフォールディングナイフの老舗メーカー。創業当初に開発されたナイフの原型モデルを継承し、シンプルな構造且つ分解や組み立てがしやすく、キッチン用・ガーデン用・アウトドア用、また中にはホイッスルやファイヤースターターなどが付いたスペシャルモデルも展開しています。

芸術家や料理人、登山家や冒険家など、インドア・アウトドアユーザー限らず、あらゆるジャンルの方に愛用されているオピネル。そのナイフの魅力を口コミと共に詳しく見てみましょう!

安心して持ち運べる高い安全性

フォールディングナイフは、ブレードが収納できて持ち運びしやすいのが特徴。オピネルのブレードの収納は、「ブレードの根元にあるリングを回転させて、ブレードを出し入れする」というシンプルな仕組みです。1955年に考案されたこの仕組みは2000年に改良され、より一層安全で安心して携行できるようになりました。

30年近く前に購入したが子どもにも使わせたくて今回購入した。
シンプルだが確実なロックリングの精度は上がっていてとても使いやすくなっていた。

手に取りやすい魅力的な価格

数あるフォールディングナイフの中にはブレードの収納の仕組みが複雑なものもあり、それに伴い値段が高くなるナイフもあります。オピネルのブレードの収納はシンプルな仕組みであるが故に、価格もリーズナブル!どのナイフにするか迷っている方が購入するキッカケにもなっています。

安くて使いやすい。レザーマンを愛用してましたが、大き目の野菜などを切るのに少々不便だったので有名なこちらを購入しました。安くてよく切れるし、色々なカスタムが出来るのが魅力です。黒錆化もしたので長く使えるかな。

価格がお手ごろが魅力です。価格のお手ごろ感が最大の魅力です。刃は研ぎをかければとても良く切れます。

バリエーションに富んだサイズとハンドル

ブレードの材質は2種類ですが、ブレードのサイズは6種類、ハンドルは4種類、そして皮紐が付いたモデルはハンドルがカラーなんです! では具体的にどんな種類があるのか、パーツごとに紹介します。

好みはどれ? 多彩な各パーツの材質とサイズ

ブレードの材質とサイズ、ハンドルの材質には、どんな種類があってどんな用途に適しているのかを知っていると、選びやすいですよ!

ブレードの材質は2種類から

オピネルのナイフのブレードは、ステンレスとカーボンの材質から選べます。それぞれメリットとデメリットがありますが、そのデメリットに手間をかけた分、愛着の沸くナイフになりますよ。

【ステンレス】 気楽に使いたい人におすすめ!
メリット:錆びにくくて刃が欠けにくい。カーボンより切れ味は劣るが手入れが楽。デメリット:研ぎにくく、研ぐのにコツがいる。

【カーボン】 手入れも楽しみたい人におすすめ!
メリット:研ぎやすくて切れ味が良い。デメリット:小まめな手入れが必要。柔らかい材質のため刃が欠けやすく、錆びやすい。

ブレードのサイズは6種類から

ナイフは、肉や野菜、枝を切るなど、主にキャンプで出番が多いアイテムです。オピネルのナイフには、製品名の後に”#○”でサイズが記されています。6種類のサイズと、それぞれの目安となる用途は以下の通りです。

※#11は生産中止

では、登山でナイフを使うシーンはどんな場面でしょうか。すぐに思い浮かぶのが、山ごはんを作る際に材料を切るシーンではないでしょうか。そして次に、緊急用のための携行ですね。

【自炊用】 #8がおすすめ!
用途:材料を切る。人数分に切り分ける。

【緊急用】 #6がおすすめ!
用途:怪我をした時に処置をするために衣類・手ぬぐい・バンダナなどの布類を切る。テント泊での緊急脱出として(降雪や雪崩、枝に積もった雪がテントに落ちて圧迫される)。箸を忘れたり紛失した時に落木で箸を作る。

ハンドルの材質は4種類から

ハンドルの種類は、”ブナ・ウォールナット・オリーブウッド・オークウッド”の4種類。それぞれ独特の風合いの材質で、経年による変化が楽しめます。

どれにする? <オピネル>のナイフを一挙紹介

現在展開されているオピネルの登山向けのナイフは、ステンレススチールモデルが12本(12モデル)、Coloramaステンレススチール皮紐付モデルが15本(3モデル×各5色)、カーボンスチールモデルが6本(6モデル)の、合計33本! 早速モデルごとの展開を紹介します。

ステンレススチールモデル

ベーシックなステンレススチールモデルは、ブレードのサイズのほかハンドルの材質もバリエーションが豊富です。ハンドルに穴を開けて、アクセサリーコードを通してカスタムするのもアリ!

Coloramaステンレススチール皮紐付モデル

こちらのモデルは、#6~8のそれぞれ各5色の展開です。#6は優しい色合い、#7はビビットな色合い、#8は渋めの色合い、と色味がそれぞれ異なります。持ち運びしやすい皮紐がおしゃれ!

カーボーンスチールモデル

渋くて味わい深いナイフになるカーボン製。山ご飯を作る時もスムーズな切れ味で、作業が進みます。切り口が綺麗だと、料理もより美味しくなりますよ!

登山の思い出とともに育つナイフ

登山の装備一つ一つに思い出が詰まるように、その時楽しかったことや大変だったことが、オピネルのナイフにも染み込んでいきます。1本あると何かと便利なオピネルのナイフを、みなさんの愛用ギアの中に加えてみませんか?

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