長崎県平戸市志々伎町の理容業、柳原哲治さん(56)の田んぼで、イネ科の多年草マコモが大きく成長している。
マコモの肥大化した茎は「マコモタケ」として食用になり、タケノコのような食感が特徴。町の新たな特産品にしようと6月、柳原さんと有志でつくる「志々伎地区マコモタケ研究会」が3アールの田んぼに50センチの苗約70本を植えた。
肥料は堆肥だけだがすくすく伸び、現在は約180センチに成長。10月から収穫し、てんぷらなどで味わう試食会を開く。柳原さんは「好評ならば都市部に売り込みたい。興味がある人はぜひ試食会に参加を」と虎視眈々(たんたん)。
多年草マコモが大きく成長中 平戸市志々伎町
- Published
- 2019/09/02 10:49 (JST)
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