永遠のキング、エリック・カントナ、受賞式ではカンフーキックは封印?

かつてマンチェスターUで、7番を背負いユニフォームの衿を立てた出で立ちで印象的なゴールを重ねたエリック・カントナ。サッカー選手よりエンターテイナー的なイメージが強い選手でした。そんな彼が2019年8月29日UEFA会長賞を受賞しました。これは過去6人しか授賞していない名誉ある賞なのです。

出典: https://www.uefa.com/insideuefa/news/newsid=2619321.html

マンチェスターユナイテッドの伝説、エリック・カントナ

エリック・カントナはマンチェスターUでキングと称された、レジェンドでした。彼はマンU在籍時代143試合で64得点の記録を残しています。

気高さと荒々しさ

カントナを語るとき欠かせないことは若き日のギグスやベッカム達の模範となり彼らを真のプロへ育て上げたことです。

しかし時として、心ないサポーターの発言を許すことが出来ずに正義感から「カンフーキック」を放つことになります。

ファンタスティックなプレイヤーでもあり、

30歳で突如引退、サッカーの世界を離れた後に、彼はスクリーンの世界で活動をしていました。

今回の受賞でUEFA会長のAチェフリンはUEFA公式HPで「彼はファンタスティックな選手だった、しかしこの賞は彼の人としての行いに対しての物だ」とコメントしています。さらに「引退後の彼は活動の多くをチャリティーへ捧げている。それが受賞に値した大きな理由だ」とも述べています。

カントナはモナコでの授賞式に出席、カントナらしく個性的な服装で受賞しました。しかし「大変名誉ある賞だ」と素直に喜びに満ちた表情で語っています。

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