電気通信事業者向けIPv6接続サービス「v6 コネクト」提供開始

2019年9月2日
株式会社朝日ネット

電気通信事業者向けIPv6接続サービス「v6 コネクト」の提供開始
~ オプションとしてDS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能を開発 ~

株式会社朝日ネット(東証一部、本社:東京都中央区、代表取締役社長:土方 次郎)は、IPv6接続
サービス「v6 コネクト」を2019年9月2日より提供開始いたします。
また、「v6 コネクト」のオプションサービスとして、DS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能を
提供開始いたします。

1.サービス概要
「v6 コネクト」は、当社が電気通信事業者向けに提供するIPv6接続サービスの新ブランド名です。
ネイティブ方式(IPv6 IPoE)によるIPv6インターネット接続機能に加え、オプションとしてIPIP方式
とDS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能を提供します。

2.IPv6接続サービスへの取り組み
当社はNTT東日本およびNTT西日本が提供する次世代ネットワークサービスNGNに直接接続すること
により、ネイティブ方式(IPv6 IPoE)でのIPv6接続サービスを2017年4月より提供開始しました。

第一弾として、当社が運営するISP「ASAHIネット」会員向けにIPv6接続サービスを2017年4月
より提供開始し、2019年8月末時点で70%の会員にご利用いただいております。
インターネットは様々な利用シーンの拡大により生活に欠かせないインフラとなる一方、多様な
コンテンツの流通による通信量が年々増加し続けています。このような環境の中、安定した高品質な
接続サービスを維持し続けるためにIPv4接続サービス(IPv4 PPPoE)とIPv6接続サービスの双方を
提供することで通信サービスの向上に努めております。

第二弾として、他電気通信事業者向けにIPv6接続サービスを2018年9月より提供開始しました。
本事業をVNE事業と位置づけ、光コラボレーション事業者や法人顧客へ新たなソリューション提供として
事業拡大を図っております。

既に提供しているIPIP方式によるIPv4 over IPv6接続機能は、ネイティブ方式(IPv6 IPoE)の
IPv6接続サービス上でグローバルなIPv4アドレスを固定的に割り当てることにより利用ポートの制限が
なくインターネットとエンドツーエンドでの通信が可能になります。これにより従来のIPv4アドレス
によるアクセス制御やVPN構築などをネイティブ方式(IPv6 IPoE)のネットワーク上でご利用いただけます。

今回オプションとして新たに提供開始するDS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能は、電気通信
事業者が自ら提供するサービスにおいて既存のIPv4接続サービス(IPv4 PPPoE)との二重仕入の回避や
通信量の増加に係る通信仕入の最適化を実現しながら接続サービス品質の適切な維持管理が出来ることを
目的として開発いたしました。このようなニーズを保有する顧客を開拓することにより、更なる収益向上
を目指します。

当社は自社運営するISP「ASAHIネット」でこれまで蓄積した効率的なオペレーションや
サポート等のノウハウを強みとして、今後の更なるサービスの開発、通信品質の向上に努めてまいります。

■ サービス概要

基本サービス
IPv6接続 IPv6インターネット接続機能

オプションサービス
IPv4 over IPv6 接続(DS-Lite) DS-Lite方式によるIPv4 over IPv6接続機能
IPv4 over IPv6 接続(固定IP) IPIP方式によるIPv4 over IPv6接続機能

■ サービス名称・ロゴマーク
(1)サービス名称
v6 コネクト (ブイロク コネクト)

(2)ロゴマーク

(3)サービスページ
https://v6connect.net/

■ v6 コネクト提供開始日
2019年9月2日(月)

以上