TBS系では、9月30日から落語家の立川志らくがMCを務める朝の新情報番組「グッとラック！」（月～金曜午前8：00）がスタートする。これまで同系「ひるおび！」（月～金曜午前10：25）などの情報番組で歯に衣着せぬコメントを連発するコメンテーターとしても活躍してきた志らくは「昨今、世の中の出来事に対していろいろなことを考えさせられます。私のポリシーとしてうそをつきたくないので、今回始まる番組でも思ったことをそのまま視聴者の皆さまに伝えていきたいです」と意気込みを語っている。
新番組は、志らくと共に同局の国山ハセンアナウンサーがMCを担当するほか、若林有子アナがアシスタントを務めることも決定。論客のイメージが強い志らくだが、子育て中の“良きパパ”としての顔や、映画や歌謡曲に精通した一面も持っており、番組では「家庭的なネタ」から「社会派ネタ」まで幅広く取り扱い、「エンタメ＆芸能コーナー」も充実させていくという。
志らくは「時代によって価値観は変わるので、何が正しいのかは誰にも本当は分からないと思っています。とにかく思ったことを自分の言葉にして伝えていきます。そのコメントに喜んでくれる方、ご立腹される方もいるとは思うのですが、素直な気持ちで発信できればと。35年間、落語家をしており、言葉をなりわいとしている者ですが、精いっぱい真面目に取り組んでまいりたいと思います」とこれまで通り真剣に言葉と向き合っていくことをアピール。
共にMCを務める国山アナも「情報社会の中で、朝の情報番組に何が求められているのか。答えは簡単には出ないのですが、毎日関心事を伝える上で少しでも心にグッと迫る、何かを考えるきっかけになるような新しい番組になればと考えています」と意欲を見せている。
番組を制作する正木敦プロデューサーは「最大のアピールポイントは、何と言っても立川志らくさんの歯に衣着せぬコメントです。平日は毎日『ひるおび！』にコメンテーターとして出演されている志らくさんですが、ご本人いわく『まだまだ話し足りない！』とのこと。新番組『グッとラック！』では、テレビ番組にあまり出演されない『忖度ない』コメンテーター陣と、2時間半しゃべり倒していただきます。各方面からご指摘・ご指南・ご批判を頂戴すること、覚悟しております」と見どころを訴えている。
