長崎大学病院へき地病院再生支援・教育機構などは8月30日から3日間の日程で、地域医療の在り方などについて考えるサマーキャンプ2019in平戸を市内で開き、県内外の医師や医学生らがワークショップなどを通じ、意見を交わした。
31日は、同大医学部や長崎純心大地域包括支援学科の学生ら約70人がグループに分かれて意見交換。ホワイトボードに見立てた段ボール製の円卓を囲み、地域が健康になるために必要なこととして「行きやすい病院がある」「住民同士のつながり」など、参加者から出された意見を次々と書き込みながら議論を深めた。
長崎大学病院初期研修医の土屋祐子さん(27)は「他職種の人の考えを聞けたのは収穫。患者だけでなく地域全体のケアも心掛けたい」と述べた。
期間中、へき地や離島医療をテーマにした講演、シンポジウムなどもあった。
地域が健康になるためには? 平戸でサマーキャンプ 県内外の医師や学生ら意見交換
- Published
- 2019/09/03 00:00 (JST)
- Updated
- 2019/09/05 12:14 (JST)
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