県は2日、「世界一美しいスタバ」とも言われる富岩運河環水公園内のスターバックスコーヒー富山環水公園店(富山市湊入船町、写真)が、老朽化に伴う改修のため10月22日~12月18日に休業すると発表した。
いすやテーブル、厨房(ちゅうぼう)機器を入れ替え、レイアウトも一部変更する。運営するスターバックスコーヒージャパン(東京)は「オープン以来大勢に来てもらっており、老朽化する部分が出てきた」と言う。県都市計画課は「改修が公園の魅力アップにつながることを期待したい」と話している。
同店は2008年9月、県の公募に応じてオープン。県が土地を貸している。08年に完成した国内外のスタバ店舗から選ぶストアデザイン賞で最優秀賞を受けたため「世界一美しい」と言われるようになった。
■来秋小杉に県内10店舗目
大手コーヒー店チェーン「スターバックスコーヒー」が来年秋、射水市歌の森運動公園(同市黒河・小杉)に出店することが決まった。夏野元志市長が2日の定例会見で発表した。市によると、スターバックスコーヒーの県内出店は10店舗目。小杉地域中心部にある同公園の利便性向上とにぎわい創出を目指す。
建設予定地は、公園北側の幼児向け遊具が設置されている一角。店舗面積は165平方メートルで屋内55席、テラス席10席を見込む。北側にドライブスルーも併設する。営業時間は午前9時~午後9時。
来年4月に着工する。市は公園整備の一環として駐車場の拡張を進めており、来年春には現在の253台から30~40台分増やす計画。建設予定地にある遊具は近くに移転したり、廃止して別の遊具に置き換える。市長は「憩いの場として公園がさらに親しまれるよう期待したい」と述べた。