統合前に友達つくろう 氷見 明和・速川・久目小

学校も学年も交じった班で、合同宿泊学習へ向け自己紹介する児童

 ■来春「西の杜学園」へ移行 児童54人 石川で宿泊学習

 氷見市の明和、速川、久目小学校の4~6年生54人は3日、石川県羽咋市の国立能登青少年交流の家へ1泊2日の合同宿泊学習に出発した。3校は来春、西部中学校とともに義務教育学校「西の杜学園」となるため、互いに友情を育んでもらおうと企画した。

 児童は速川小体育館に集合し、学校や学年が交ざった縦割りの8班に分かれて整列した。久目小の本川久直校長が「3校集まっての縦割り活動はあまり例がない。活動を通じて仲良くなってほしい」と呼び掛けた。

 児童を代表して速川小6年、高嶋悠人君が「互いに助け合って楽しく活動し、絆を深めたい」と述べた。児童は班ごとに自己紹介し、和やかな雰囲気でバスに乗り込んだ。

 現地では貝殻アートの写真立てを作ったり、カヌーやカッター、いかだに乗ったりした。夜はキャンプファイアを行った。

 4日は班ごとにカレーライスを作って味わってから学校に戻る。3校の教職員12人が引率した。

 (氷見総局長・高橋幸博)

© 株式会社北日本新聞社