みなとみらいで無許可ドローン 映像製作会社社員書類送検

落下したドローン(県警提供)

 人や家屋が密集している場所で、許可なく小型無人機「ドローン」を飛行させたとして、戸部署は4日、航空法違反の疑いで、大阪市北区の映像製作会社「クローヴプラスワン」と、同社の女性社員(31)=同市=を書類送検した。

 書類送検容疑は、昨年12月3日午前7時15分ごろ、国土交通相の許可なしに、横浜市西区みなとみらい4丁目の上空で、重さ約720グラムのドローン1台を飛行させた、としている。

 署によると、女性はブライダル関係のプロモーション映像に活用するためドローンを飛ばしたという。調べに対し、容疑を認め「会社で許可申請をしていると思った」などと話している。

 ドローンは、上空約100メートルを2分ほど飛行後、操縦不能になったという。みなとみらい地区の商業施設から「ドローンが落ちてきた」との通報があり、署が捜査していた

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