ライチョウのひな白い羽へ ファミリーパーク、成育順調

誕生から2カ月たったひな。脚の羽が白く生え替わった=3日、富山市ファミリーパーク(同パーク提供)

 環境省の「保護増殖事業」に取り組む富山市ファミリーパークは4日、7月上旬に生まれたニホンライチョウのひな5羽の最新状況を発表した。ふ化から2カ月がたち、冬に向けて脚の羽が白く生え替わり始めるなどいずれも順調に成長している。

 ひなは、2羽と3羽のグループに分けて飼育されている。体重は、4日現在で306.8~428.1グラムと、1カ月でいずれも2倍以上に増加。体長は25センチほどになった。体が大きくなり動く範囲が広くなったため、専用ケージを広げて飼育している。

 おおむね11月以降に冬の羽に生え替わり、性別も分かり始めるという。

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