カノーらの活躍でメッツが勝利 ウィーラー今季10勝目

【メッツ8-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

前日の試合で屈辱的な逆転サヨナラ負けを喫したメッツは、ロビンソン・カノーが3打数3安打2打点の活躍を見せるなど、打線が13安打8得点と奮起。ナショナルズを8対4で破って前日の雪辱を果たし、敵地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。メッツ先発のザック・ウィーラーは、球数が多く、5回101球でマウンドを降りたものの、ナショナルズ打線を7安打1得点に抑えて2年連続3度目の2ケタ勝利となる今季10勝目(7敗)をマーク。7回からの2イニングを無失点に抑えた4番手セス・ルーゴの好投も大きかった。一方のナショナルズは、先発のアニバル・サンチェスが5回8安打7失点で今季7敗目(8勝)。打線も11安打で4得点と上手く機能しなかった。

2回裏にトレイ・ターナーのタイムリーでナショナルズに先制を許したメッツは、直後の3回表にフアン・ラガレスの3号ソロで同点とし、4回表にはカノーの11号2ランで勝ち越しに成功。続く5回表には、ピート・アロンゾに両リーグ単独トップとなる45号ソロが飛び出し、リードを3点に広げた。6回表にはアメッド・ロサリオとジェフ・マクニールにタイムリーが出て、さらにリードを広げ、その裏にアズドゥルバル・カブレラのタイムリーとアンソニー・レンドンのタイムリー二塁打で3点差に詰め寄られるも、8回表にマクニールのこの試合2本目のタイムリーでダメ押しした。大逆転負けのショックを引きずらずに勝利を収めたメッツは、ワイルドカード圏内まで4.5ゲーム差。残り23試合、負けられない戦いが続きそうだ。

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