気品ある白タピオカが魅力の台湾発祥Milkshaが日本に!上陸前に現地ルポ

気品ある白タピオカが魅力のドリンクブランドミルクシャがこの秋日本に上陸します。 白タピオカとはいったいどんなタピオカなのでしょうか? 今回、TABIZINEライターが台南のドリンクブランド迷客夏Milkshopを展開するMilkshopという会社のプレスツアーに参加しました。(日本上陸の際は、Milkshaというブランド名)Milkshaのタピオカミルクティーは一般のタピオカミルクティーとどう違うのでしょうか? 美しいパールのような白タピオカをご紹介したいと思います。 簡単にMilkshopの歴史をご説明します。

牧場からミルクシャへ

気品ある白タピオカが魅力のドリンクブランドミルクシャがこの秋日本に上陸します。 白タピオカとはいったいどんなタピオカなのでしょうか?

TABIZINEライターが台南のドリンクブランド迷客夏Milkshopを展開するMilkshopという会社のプレスツアーに参加しました。(日本上陸の際は、Milkshaというブランド名)Milkshaのタピオカミルクティーは一般のタピオカミルクティーとどう違うのでしょうか? 美しいパールのような白タピオカをご紹介したいと思います。 簡単にMilkshopの歴史をご説明します。

台南に自社で運営する「緑光牧場」を持ち、生産したミルクをドリンクに使用しているMilkshaの始まりは、まさにこの牧場、つまりミルクからだったと言います。

「Milksha」というドリンクブランドができる以前より、長年にわたってミルクを生産し、乳牛品質にも高い評価を得ていたという緑光農場。しかし、その経営は決して上手くいっていたわけではありませんでした。

当時、政府の農場への補助金廃止や、冬季の生乳市場の崩壊などが重なり、ミルクがとても低い価格で売買され、酪農業から手を引く同業者が多かったといいます。「高品質のミルクが安い値段で売られてしまっていることが悔しかった」という、現・Milkishop会長のケビン・リン氏は、「自分で作ったミルクを、正当に評価してもらいたい!」と決意し、伝統的な台湾の酪農業から脱却。

緑光農場は、「自分で生産し自分で売る」というビジネスモデルへとシフトしました。 そして15年前、自らが作ったこだわりのミルクを使用したドリンクブランド・Milkshaを創設。苦しい時期も牛と共に懸命に頑張ってきたという現CEO・ピーター・ハン氏は、「牛を育てているけれど牛に育てられている」と語りました。 ナチュラルで身体に優しいタピオカミルクティーを作るためにとても苦労して準備時間をかけてMilkshaを立ち上げました。

グローバルに展開するドリンクブランド・Milksha

Milksha1号店がオープンしてから15年が経ち、現在の店舗数は台湾全土で220店舗にものぼるそうです。

台湾でもとても人気があり、アジア圏に加えて、さらに欧米市場などにも進出予定のMilkshaは、世界的なブランドに成長しつつあります。

日本にも初上陸!

この秋、日本の東京の青山にも上陸しますので、皆様楽しみにしていてくださいね。 日本に進出している出ているタピオカミルクティーの専門店は、実は台湾発祥のブランドではないこともありますが、Milkshaは台湾発祥のブランドになります。

気品ある美しい白タピオカ

Milkshaが提供するタピオカの大きな特徴は白いタピオカです!数多くあるキャッサバ粉の中でも、ミルクシャが使用する最高級のキャッサバは 一般的な黒いタピオカではなく透明感のある白タピオカです。透明感のある美しい気品ある白いパールのようなタピオカになります。タピオカ工場にも実際に見学に行きました。

今回のプレスツアーでミルクシャ本社を訪問した際、ミルクシャの社内の一画に研修用の実際の店舗と同じ造りのお部屋がありました。

実際にタピオカミルクティーを作っている様子も見せてもらいましたが、一杯ずつとても丁寧に作っていて、妥協しない手作りならではの手間暇がかかっていました。 通常、タピオカを作る際は、保存期間を長くするため、防腐剤や着色料、香料などの添加物を使用しているそうですが、ミルクシャのタピオカは添加物を一切使用していないそうです。

高品質の原材料を使っているとのことで、もし材料に不純物等が入った場合にはタピオカが白いため、すぐにわかるそうです。

またミルクも自社の牧場の牛から搾乳したフレッシュミルクを使っています。タピオカのもちもちとした食感は、いくら飲んでも飲み飽きない自然なお味の白タピオカミルクティーでした。

ドリンクの種類も豊富

酪農から始まったMilkshaは、タピオカドリンク以外にも様々な種類のドリンクを提供しています。 特に、台中の大甲というエリアの有名なタロイモをベースにしたドリンクがとてもおいしかったです。 タロイモを茹でてクラッシュして作ってあり、タロ芋の自然な甘みがクセになります。筆者的にイチオシです!このタロイモミルクは日本でも提供されるそうです。

他にも、おいしいドリンクをいくつか試飲させていただきました。 阿文梅緑茶(アーウェンメイリィーチャー)というドリンクに使用されている梅は 水の綺麗なところに生息しているホタルと一緒に生育しているので、「発光梅」とも呼ばれているそうです。こちらは、日本でもオープン時に限定で発売される予定です。 緑豆ミルクラテも細かな氷とすり潰した緑豆が入っており濃厚なお味でおいしいです。Milksha社員の方のイチオシです。

青檸香茶の緑茶もとても香り高くて、風味がありました。日本では見かけない緑色のレモンの皮のみを使うという贅沢なドリンクで、苦味がなく清涼感のある爽やかなドリンクでした。今まで飲んだことのないお味でした。このドリンクは、なんと作る際に5分間シェイクし続けるとのことで、とても丁寧に作られているドリンクでした。これはまだ台湾限定ですので、台湾ご旅行の時にお試しくださいね!

ミルクシャとエコ

Milkshaはエコ活動にも積極的に取り組んでいます。ドリンク容器用のリサイクルの機械が店舗の前に置いてあります。 形としては自動販売機位の大きさです。そこにペットボトルやアルミ缶などを入れると、機械が自動で選別し、下に備え付けられたダストシュートに振り分けます。

中身にまだドリンクがたくさん残っている場合は、リサイクルすることができないため、中に入らずに回収されず戻ってきます。

この回収ボックス用のアプリをスマホに入れておくと、回収したペットボトルの数に応じてポイントが貯まります。そのポイントに応じてMilkshaだけでなく、台湾内の系列の飲食店などでも割引ができるそうです。 また、回収されたプラスチックは、なんと独自の技術で布にできるそう。

プラスチックから作られた布で、オリジナルのエコバックやドリンクホルダーを作っていました。 そして作られたエコバックとドリンクホルダーも再度回収してリサイクルが可能だそうです。 とてもよくできているシステムですね。

また、Milkshaは恵まれないお子さんに売り上げの一部を寄付する、チャリティー活動も行っています。 Milkshaは、品質のこだわりだけでなく、環境保全や社会貢献を積極的に行うドリンクブランドでした。

プレスツアーに行く前に通りかかった台北駅地下一階にMilkshaの店舗がありました。 筆者の横を通り過ぎる二人の若い台湾人の女の子達が「あ!Milkshaがある!」と嬉しそうに叫んでMilkshaに駆け込んで行ったのが印象的でした。

台湾人の中ではとても人気のある白タピオカミルクティーのドリンクブランドがもうすぐ東京の青山(東京都渋谷区渋谷2-9-11 インテリックス青山通りビル)にオープンします。 台湾迄行かなくても、本場の味が楽しめるのが待ち遠しいですね。

Milksha Tainan(ミルクシャ 台南)

住所:台南市北區西門路四段271號7樓之8

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