【ユーロバイク速報】エクセプトの新作は「エアロ」

ジオメトリカスタムできるカーボンバイクに、エアロロードモデルが登場。モデル名はずばり「エアロ」。

すでにリリースされている「オールロード」に加えて2モデル目になる。各部のチューブ形状は、CFD解析によってデザインされた形状を採用。いわゆるカムテール形状を採用している。ディスクブレーキモデルのみの展開で、コンポーネント次第ではワイヤ類はすべてフレームに内蔵可能だ。

モノコックフレームでありながら、ジオメトリオーダーによって、前三角を自在に変更できる。エクセプトが持つ、"変形させられる金型”がそれを可能にしている。より空気抵抗の少ないポジションを実現したいということで、ヘッドチューブを短くすることも可能だし、トライアスロンに向けてシートチューブを立てたポジションを実現することもできる。それを自分の体格に最適化できるのだ。

ダウンチューブにはスタック、リーチ、重量が明記される

「エアロ」は空気抵抗低減を意識しているので、ダウンチューブとフロントタイヤとのクリアランスが少ない。「メーカーによっては、フレームサイズによってダウンチューブとフロントタイヤのクリアランスが大きかったり小さかったりします。エクセプトならどんなサイズのフレームでも、同じクリアランスで空気抵抗削減に貢献するデザインを実現します」と、開発者は語る。

また、細かいポイントだがフレームと合わせるコンポーネントによって、フレームに開ける穴の数や種類を選べる。例えば、無線採用のスラム・レッドeタップならシフト用のケーブル類を通す必要がないので全く穴がない。シマノのDi2を使用する場合は、ジャンクションを設置する穴を開ける。といった具合だ。

アンバサダーのダミアーノ・クネゴ氏も会場に来ていた。「今年もジャパンカップに行くよ!」

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