【U-18W杯】侍永田監督、7回18奪三振の奥川称賛「本当に素晴らしい投球を」

好投の奥川を迎える侍ジャパンU-18代表・永田裕治監督【写真:荒川祐史】

「甲子園の大会以上の投球をしてくれたかなと思っています」

■日本 5-1 カナダ(5日・機張)

「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」高校代表は5日、スーパーラウンド初戦でカナダと対戦。今大会初登板初先発の奥川恭伸(星稜)が7回18奪三振、2安打1失点に抑える力投を見せ、5-1で勝利した。

 5回に武岡の野選の間に同点に追いつき、韮澤の適時打で勝ち越し。7回には敵失、押し出し四球などで3点を加えた。「野手陣がもう1つ、ここという所で打てなくて、ミスも何個か出ましたのでね。ただ、投手がよく踏ん張ってくれました」と安堵の表情。甲子園決勝以来の実戦登板となった奥川については「本当に素晴らしいピッチングをしてくれました。今日の朝には言いました。甲子園の大会以上の投球をしてくれたかなと思っています」と称賛した。

 6日は韓国戦。佐々木をブルペンで用意させたが、登板させることなく勝ち切った。永田監督は「まずは先を見ずに一戦一戦。明日もしっかり頑張りたいと思います」と気を引き締めていた。(Full-Count編集部)

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