氷見の料理道場に新スタッフ 園児に地元の食文化伝達 安全見守りながら指導

園児の調理をやさしく見守る新たな食育サポートスタッフ

 氷見市の園児を対象にした「きときとキッズお料理道場」が5日、同市北大町の創作工房ひみで開かれ、運営を支える食育サポートスタッフ4人が“デビュー”した。

 お料理道場は、きときと氷見地消地産推進協議会(会長・林正之市長)が、子どもたちに地域の食文化や食材を知ってもらおうと実施。包丁やIHクッキングヒーターを使うため、アドバイスしながら安全を見守るスタッフが必要で、育成講座を毎年開いている。

 本年度は市内の女性7人がスタッフになり、この日は4人が初の本番に臨んだ。南大町こども園の年長児14人が、鍋ごはんや魚の塩焼きなど5品を作り、新スタッフは先輩たちと共に手助けした。6日は上庄保育園の園児を迎え、残りの新スタッフ3人が活動する。

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