消費増税で値上げ発表　長崎バスG　一部区間、最大30円

　長崎バスを運行する長崎自動車（長崎市）とグループ会社さいかい交通（西海市）は5日、消費税増税に伴い、10月1日から一部区間の運賃を引き上げると発表した。最大で30円の値上げ。5月末に国に申請していた。
　初乗りは160円のまま。主な改定は、長崎新地ターミナルと結ぶ区間で▽小ケ倉220円（10円増）▽道の尾260円（10円増）▽大串1020円（20円増）－など。
　空港線は長崎駅前－バイパス多良見間だけを490円（10円増）に値上げする。昼間全線フリー定期券と長崎市内観光1日乗車券は変更しない。
　さいかい交通は、板の浦と結ぶ区間で▽太田和港430円（10円増）▽大串（下山経由）470円（10円増）▽桜の里ターミナル770円（10円増）▽城の川1200円（30円増）など。
　定期券は9月末までに購入すれば、10月以降分も現行定期運賃額で販売する。