オーロラビジョン 熊谷ラグビー場に2面納入 きょうラグビー代表戦から運用 三菱電機・長崎製作所で製造

熊谷ラグビー場に設置されたオーロラビジョンのメインビジョン(三菱電機提供)

 三菱電機は5日、長崎製作所(長崎県西彼時津町)で製造した大型映像表示装置「オーロラビジョン」2面を埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場に納入したと発表した。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向けた壮行試合として6日に行われる日本対南アフリカ戦から2面同時運用する。

 国内ラグビー場で2面スクリーンを取り入れたのは初めて。昨年8月に国内ラグビー場では最大級のメインビジョン(縦9.6メートル、横18.2メートル)を、今年8月にサブビジョン(縦5.8メートル、横10.6メートル)を納めた。

 三菱電機によると、2面の高解像度スクリーンにより、鮮明で迫力のある映像を表示。広視野角LED(発光ダイオード)を採用し、広範囲の客席から見える。換気扇用フィルター交換の必要が無く、メンテナンスを省力化した。

 熊谷ラグビー場は客席数2万4千席。20日に開幕するW杯日本大会では3試合が実施される。

© 株式会社長崎新聞社