<レスリング>オレッグ・ボルチン(ブシロード=山梨学院大卒)がカザフスタン代表で世界選手権へ出場

山梨学院大の守護神として闘っていた時のオレッグ・ボルチン

 株式会社ブシロードは9月6日、同社所属のオレッグ・ボルチン(山梨学院大卒)が9月14日(土)~22日(日)にカザフスタン・ヌルスルタンで行われる世界選手権の男子フリースタイル125kg級カザフスタン代表となり、出場することを発表した。同級の試合は20日(金)・21日(土)に行われる。

 1993年生まれ、26歳の同選手は2013年に山梨学院大へ留学。同大学の5年ぶりの東日本学生リーグ戦優勝に貢献した。その後もリーグ戦で大きな戦力になるとともに、フリースタイルでは個人戦でも負け知らずの強さ。2016年全日本大学選手権では大会史上7人目の4連覇を達成した。

 2017年からブシロードへ所属。2018年にはカザフスタンのワールドカップ代表へ。昨年8月にはアジア大会(インドネシア)に出場した。今年は1月のカザフスタン選手権で優勝。4月のアジア選手権(中国)は7位に終わったが、5月のランキング大会「サッサリ国際大会」(イタリア)では銅メダルを獲得。地元開催で初の世界選手権出場を果たすことになった。

 ブシロードは新日本プロレスの親会社。新日本プロレス&ニッポン放送によるスポーツクラブ「athletic camp LION」から荒木田進謙も同級への出場が決まっている。昨年のアジア大会は両選手が1回戦で激突する“不運”だったが、今回は?

《ブシロード・ニュース》=ボルチン、荒木田、永田裕志監督のコメント

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