漂着物 何があるかな 高岡・太田小4年生 松太枝浜で実態調査

海岸の漂着物を拾い、分類する児童ら

 県と環日本海環境協力センター(NPEC)の「海辺の漂着物調査」が6日、高岡市の松太枝浜海水浴場であり、地元の太田小学校の児童らが漂着物の収集や分類を行った。

 漂着物の実態を知ることで海を守る心を育もうと、1996年から日本海側の自治体が連携して実施している。本年度は県内5カ所の海岸で行うほか、韓国、ロシアでも取り組む。

 同校の4年生と地元老人クラブのメンバーら約30人が参加。子どもたちは10メートル四方の区画で漂着物を集め、プラスチックやゴム、発泡スチロールなど8種類に分類し、重さを量った。マイクロプラスチックの調査もあり、児童は海岸の砂をふるいに掛けて抽出した。

 12日は岩瀬浜(富山市)、20日は島尾・松田江浜(氷見市)、10月2日は宮崎・境海岸(朝日町)、同25日は海老江海浜公園(射水市)で実施する。

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