アニメの仕組み学ぶ 瑞龍寺で「寺子屋」開校

アニメーションの作り方を教える遠藤さん(中央)

 高岡市関本町の国宝瑞龍寺を舞台にした社会塾「高岡熱中寺子屋」の第7期が7日、同寺で開校し、受講生約30人はクラウドファンディング(CF)やイラストを動かすアニメーションの仕組みについて学んだ。

 初回は角川アスキー総合研究所(東京)の遠藤諭主席研究員が、CFを活用して商品化したペンを紹介。軸の中の絵柄がしま模様の中を動くと、錯視効果によって変化して見える仕組みを説明した。ワークショップでは、受講生に同じ手法を用いたアニメーションの作り方を教えた。

 第7期は12月7日まで、毎月第1、3土曜に計7回ある。次回は9月21日にウイング・ウイング高岡で開く。問い合わせは運営委員会、電話0766(54)5122。

 同寺子屋は山形県高畠町で開かれている社会塾「熱中小学校」をモデルに、2016年に始まった。各分野の専門家を招き、講演やワークショップなどを行う。

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