3日連続蜃気楼 魚津の海岸、9月で最長

橋脚などが伸び上がって見える新湊大橋=午前8時40分ごろ

 魚津埋没林博物館は8日、魚津市の海岸で今年34回目の上位(春型)蜃気楼(しんきろう)を観測した。6、7の両日も発生しており、9月に3日連続で観測したのは同館が1992年に記録を取り始めてから初めて。これまでは99年の2日連続が最長だった。

 午前8時20分ごろから約1時間、射水市の新湊大橋や、富山市の富山火力発電所周辺の林、護岸などが伸び上がって見えた。発生規模は5段階(A~E)のDランク。

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