社会人野球の第45回日本選手権最終予選北信越地区大会最終日は8日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で決勝を行い、伏木海陸運送(高岡市)がバイタルネット(新潟市)を4-2で破って優勝し、8大会ぶり3度目の本大会出場を決めた。
伏木海陸運送は一回、先頭の越中が出塁すると相手の失策などで2点を先制。六回表に同点に追い付かれたが、その裏に番場の2点適時三塁打で勝ち越した。投手陣は宮前、竹中のリレーで踏ん張った。
伏木海陸運送から、最高殊勲選手賞に宮前投手、最優秀監督賞に田中翔監督代行が選ばれた。本大会は10~11月に大阪市の京セラドーム大阪で開かれる。
乙野賢人主将は1回戦で敗退した6月の都市対抗大会北信越地区予選を振り返り「負けた悔しさを晴らせた」と喜んだ。全国大会での勝利が今年のチームの目標といい「本選でも守備からリズムをつくり、目標の1勝を挙げたい」と力を込めた。