クレビンジャー力投で11勝目 首位攻防3連戦勝ち越し

【インディアンス5-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

ア・リーグ中部地区首位のツインズと2位インディアンスによる直接対決3連戦の最終戦は、先発のマイク・クレビンジャーの力投もあり、インディアンスが5対2で勝利。敵地ターゲット・フィールドでの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、首位ツインズとのゲーム差を5.5に縮めた。8月の月間最優秀投手に選出されたクレビンジャーは、9月に入っても好調を維持しており、7回途中4安打2失点の力投で今季11勝目(2敗)。3点リードの最終回を無失点に抑えた4番手のブラッド・ハンドが今季34セーブ目をマークした。一方のツインズは、若手投手の継投で首位攻防の一戦に臨んだものの、思うように機能せず。先発のランディ・ドブナックが2回3安打2失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。

2回表に無死二・三塁のチャンスを作り、フランミル・レイエスのタイムリーで2点を先制したインディアンスは、3回表にカルロス・サンタナが33号ソロを放って3点をリード。4回裏にクレビンジャーがミッチ・ガーバーに29号ソロを献上すると、直後の5回表にフランシスコ・リンドーアが29号ソロを放ち、7回表にはオスカー・メルカドの犠牲フライでリードを4点に広げた。7回裏にクレビンジャーが一死二・三塁のピンチを招いて降板し、2番手のニック・ウィットグレンがラモンテ・ウェイドにタイムリーを浴びて1点を失ったものの、その後の一死満塁のピンチは連続三振で脱出。8回裏を3番手のオリバー・ペレス、9回裏を4番手のハンドが無失点に抑え、5対2で首位ツインズとの大事な一戦を制した。

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