とにかく百田尚樹作品のアマゾンレビュー数はすごい!(画像は『夏の騎士』より)
『永遠の0』で小説家デビューし、2019年に小説家引退を表明した百田尚樹氏。自身の著書に対する悪質なレビューに怒りを示し、『まったくどうでもいい話だが、Amazonのレビューで、私の本を執拗に貶し、あるいは悪質なネタバレを続けている人物の正体がほぼ掴めた。ブログも発見』とツイート。
そして、『彼が自主的に最低のレビューを削除すれば、彼の正体を晒すことはしないが、放置しておくようなら、いずれ私も何らかの形で彼の正体(本名を含む)を晒すことになるかもしれない』と警告していました。
該当の人物の正体については、『ほぼ99%の確率で、この人物であろうという該当者を見つけています』とし、ツイッターのアカウントやブログも特定しているといいます。
続けて
『私も単なるアンチなら無視していた。
しかしミスターディグ氏は私の多くの本に悪意に満ちたレビューを繰り返し、アマゾンから削除されるたび、何度も書き直して投稿するほどの執拗さ。
最も許せないのは「夏の騎士」に普通のレビューを装い悪質なネタバレを書き綴ったこと。
この異常な粘着は何なの!』
と怒りを露わにしていました。
こうした百田氏のツイートに対し、ファンからは
「ヒントじゃなくて全部暴露していいでしょ」「ネタバレは百田氏への攻撃だけでは無く、楽しみにしている読者へも攻撃しているので許せない! 攻撃はピンポイント爆撃でお願いします!」「優しいですね。百田さんの、仕事、収入、評判、すべてを貶めたのですから、その人物にはもっと即制裁でもいいのでは?」
と百田氏に賛同するコメントが寄せられていました。
しかし、その一方で一連のツイートを「脅迫」としてリツイートしている人も数多く、
「百田尚樹先生を、脅迫罪で訴えた方がいい。ツイッターに証拠も残っているし、さらに悪質な百田信者の読むに堪えない悪罵も証拠になる。こういう悪辣な作家は、刑事罰を与えないと何度でも同じことを繰り返すから」「正体知って、我こそは正義!って集団リンチするんですね。百田ファンとしてそれはしたくないですし、他のファンもしてほしくないです」「もし百田尚樹の信者が好奇心で特定して、全くの別人を晒してSNSで炎上したらどうなる? 恐らくは煽り運転暴行事件の時みたいな大変な事態になるぞ」
といった声も上がっていました。
更に百田氏は、該当の人物の他レビューや趣味嗜好をフォロワーと共に晒し、馬鹿にしたようなツイートもしており、大勢で個人を攻撃しているような印象も与えてしまったようでした。
こうした百田氏のツイートを該当の人物が見ているかは分かりませんが、9日現在もレビューは残ったままです。該当の人物を特定できているのであれば、本人に削除を願えばいいだけではないかと感じてしまいますが、それだけでは百田氏の怒りは収まらないようでした。(文◎絹田たぬき)