ブリュワーズ逆転勝利 重要なカブス4連戦に勝ち越し

【カブス5-8ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は、カブスとの対戦を7試合残していた先週末の時点で「我々はこの7試合を勝ち越さなければならない」と語っていた。敵地リグリー・フィールドでの3連戦を2勝1敗で終え、本拠地ミラー・パークでの4連戦は、最終戦を8対5で制して3勝1敗。カブスとの最終7試合を5勝2敗と大きく勝ち越し、ポストシーズン進出に望みをつないだ。2回無失点の好リリーフを見せたブレント・スーターが今季初勝利(0敗)、7番手のジョシュ・ヘイダーは今季29セーブ目をマーク。一方、敗れたカブスは、先発のジョン・レスターが6回途中7安打8失点と打ち込まれ、今季10敗目(12勝)を喫した。

初回にライアン・ブラウンの併殺打の間に1点を先制したブリュワーズは、先発のエイドリアン・ハウザーが3回表に3本のタイムリーを浴びて3失点。2点のビハインドを背負う展開となった。しかし、4回裏にブラウンのタイムリー二塁打とエルナン・ペレスのタイムリーで同点とし、さらにハウザーの代打として登場したタイラー・オースティンが9号勝ち越し2ラン。6回裏にはエリック・テームズの21号ソロなどで2点を追加し、カブスの反撃をジェイソン・ヘイワードの19号2ランによる2点のみに抑えて8対5で逃げ切った。ナ・リーグ中部地区3位のブリュワーズは、2位カブスまで2ゲーム差に接近。ワイルドカード争いでも3位ダイヤモンドバックスに0.5ゲーム差、2位カブスに2ゲーム差の4位につけており、2年連続のポストシーズン進出を目指して残り20試合の戦いに臨む。

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