食料品売り場、国内最大級へ 2021年春に横浜高島屋

横浜高島屋食料品売り場の完成予想図(同店提供)

 横浜高島屋(横浜市西区)は9日、食料品売り場の拡張工事のスケジュールを発表した。今秋から4段階に分けて売り場を増床。2021年春、国内最大級の百貨店食料品売り場(約5千平方メートル)が誕生する。総工費は約21億円。

 同店によると、増床面積は約1700平方メートルで、同店地下1階に隣接するエリアが対象。第1弾として、常設としては関東初出店となる洋菓子店「グッドモーニングテーブル」が11月にオープンする。

 第2弾以降は20年5月、同11月、21年2月と順次、総菜やスイーツ、パンや酒などを扱う店を開店する予定で、最終的には新規50店が加わるという。

 今月13日からは、拡張エリアで期間限定となる特設売り場での営業をスタート。洋菓子売り場や週替わりのパンコーナー、人気のタピオカ店がオープンするという。同店は「新しい食品売り場では思わず手に取りたくなる、味わってみたくなるような食材を取りそろえ、ライブ感やトレンド感を出していきたい」と話している。

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