県は9日、宮崎市の県総合運動公園と公園内の5施設に付けられた愛称「KIRISHIMA」の使用を、9月30日で終了すると発表した。命名権(ネーミングライツ)を取得した企業との契約が切れるため。
県都市計画課によると、取得企業の霧島酒造(都城市)と契約延長について協議したが、合意に至らなかった。「KIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園」は「県総合運動公園」などと元の名称に戻る。
県は歳入確保などのため、2014年10月に命名権制度を同運動公園に導入。同社が年4千万円の5年契約で取得していた。県は今後、改めて取得企業を募集するか検討する。
同制度を導入している県施設はほかに、宮崎市のメディキット県民文化センターと、宮交ボタニックガーデン青島がある。
KIRISHIMA県総合運動公園愛称、今月で終了
- Published
- 2019/09/10 06:00 (JST)
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