人口減対策など知事に要請書 自民県連、県議会会派

 自民党県連(坂口博美会長)と県議会自民党(蓬原正三会長)は9日、河野知事にそれぞれ県政への要請書、提言書を提出した。人口減少や労働力不足への対策、農林漁業の振興、インフラ整備の促進などを求めている。
 県連の要請書は168項目。県内37団体へのヒアリングを通じてまとめ、坂口会長が県庁で知事に手渡した。二見康之政調会長が人材育成や外国人材の受け入れへの環境整備、東九州自動車道・重要港湾の整備促進、事業承継への支援などを説明した。
 県議会自民党の提言書は「児童虐待防止対策の強化」「産業・観光の振興」「重症心身障がい児(者)支援の充実・強化」など12項目。必要な予算措置や支援態勢強化を求めた。知事は「しっかり受け止め、予算や施策に生かしていきたい」と応じた。

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