富山商工会議所のシンガポール・マレーシア産業経済視察団(団長・高木繁雄会頭)は8日、マレーシア・ジョホールバルを訪れ、巨大複合企業「クォックグループ」傘下の不動産事業会社の最高経営責任者、フランク・グーン氏と会談した。
同グループは「シャングリ・ラ」などのホテルのほか、運送や保険、砂糖精製など幅広い事業を展開。グーン氏は昨年4月、ホテル事業の展開の可能性を探るために来県し、森雅志富山市長や高木会頭と会談している。
今回の視察は、さらに富山に理解を深めてもらうことが狙い。一行は、温泉施設や石庭があり、日本人をターゲットにしているというコンドミニアムを訪問し、意見を交わした。