東京商工リサーチは、2019年3月期決算における国内銀行111行の中小企業向けの貸出金残高をまとめた。県内の地銀3行はそれぞれ前年同期を上回った。
北陸銀行は前年同期比1.46％増の3兆948億7100万円、富山第一銀行は0.6％増の5325億5300万円、富山銀行は5.29％増の2235億4600万円。総貸出金に占める中小企業向けの割合は、富山銀が70.14％で74位、北銀が65.28％で86位、富山第一銀が63.73％で90位となった。1位はスルガ銀行の98.4％だった。
地方公共団体向けの貸出金残高もまとめ、県内の地銀3行はいずれも前年同期を下回った。
111行の総貸出金残高は前年同期比4.4％増の465兆3731億円で、8年連続で増加した。
