滑川市が富山地方鉄道中滑川駅前で整備を計画している施設に関し、市は津波などの災害時は1次避難場所や避難所として使う考えを示した。避難所は300人程度を収容でき、仮設住宅が設置されるまでのつなぎの役割を果たすことを想定している。9日の市議会本会議で、浦田竹昭氏の一般質問に石井正広まちづくり課長が答えた。
停電に伴う電源確保対策として、市は太陽光発電やバッテリーなどの設備を設置したいと考えており、規模は検討中だとした。
基本設計費の予算は議会に3月定例会で削除され、6月に可決されたものの、まだ入札はされていない。石川忠志副市長は「各議員からさまざまな意見をいただいており、より良い施設にするため慎重に進めたい。面積や階数、財源などを再検討している」と述べた。
この他、高橋久光、古沢利之の両氏が代表質問、中川勲、竹原正人、青山幸生の各氏が一般質問した。