ラージボール上達のこつ学ぶ 入善で講習会

ラケットを構える位置などを指導する藤本さん

 入善ラージボールクラブ(佐藤洋子会長)は10日、入善町総合体育館で日本卓球(東京)所属の藤本武司さんを招いた講習会を開き、メンバー30人が上達のこつを学んだ。

 藤本さんは全国ラージボール大会混合ダブルスで4連覇を果たすなど各種大会で優勝経験があり、各地で指導や普及活動を行う。

 この日はラケットを構える位置やコンパクトなスイング、ラリーを続けるこつなどを手ほどきし、参加者は熱心にメモを取っていた。時々冗談を交えたユーモラスな指導で会場は笑みに包まれた。

 同クラブは5人でスタートし、現在30人が週2回練習する。指導に携わる柚木リツ子さん(73)は「技術の習得だけでなく、楽しい情報交換の場にもなっている」とやりがいを語っている。

藤本さんの講習会で熱心にメモを取る参加者
好ましくない打ち方を示し、笑いを誘う藤本さん

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