児童が「応援のぼり旗」制作 富山マラソン

カナダからの参加ランナーを応援するため、のぼり旗に英字メッセージを書く児童=富山市新庄小学校

 10月27日に行われる「富山マラソン2019」で国内外から参加するランナーを応援しようと、富山市内の小学校66校の児童が「応援のぼり旗」を制作している。同市新庄小学校の5年生は10日、応援を担当する東京都や和歌山県、カナダのイラストやメッセージを描く作業に取り組んだ。

 5年生3クラスの代表児童27人は、事前学習で考案したデザインを白地の旗に写し、思い思いに色を塗った。英語のメッセージを書き込んだカナダ担当の今西ももさんは「英語表記にして、思いが伝わるようにした。頑張って完走してほしい」とエールを送った。

 応援のぼり旗は、実行委員会事務局が企画。各校に都道府県や国・地域を割り当て、児童が方言や名物などを紹介する絵や言葉を描く。121本を用意し、大会当日に同市北代のコース沿道に並べる。

東京都の応援のぼり旗
和歌山県の応援のぼり旗

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