アストロズ打線が連日の大爆発 17安打15得点で大勝

【アスレチックス0-15アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

マリナーズから21得点を奪った前日に続き、アストロズ打線が猛威を振るった。地区2位アスレチックスとの首位攻防4連戦の初戦、アストロズは球団タイ記録となる1試合7本塁打をマークするなど、打線が17安打15打点と大爆発。投手陣は3人のリレーでアスレチックス打線をわずか3安打に封じ、15対0で大勝を収めた。先発のザック・グレインキーは、6回2安打無失点の快投で今季15勝目(5敗)をマーク。アストロズは連勝を5に伸ばしてアスレチックスとのゲーム差を10.5に広げ、地区優勝へのマジックナンバーを「8」とした。一方、21先発連続黒星なしを継続していたアスレチックス先発のマイク・ファイアーズは、2回途中9安打9失点の大乱調。日本時間5月2日以来となる今季4敗目(14勝)を喫した。

初回にアレックス・ブレグマン(35号3ラン)とヨルダン・アルバレス(23号ソロ)の連続アーチとロビンソン・チリーノスの16号2ランで大量6点を先制したアストロズは、2回裏にもホゼ・アルトゥーベ(26号2ラン)とマイケル・ブラントリー(21号ソロ)の連続アーチ、アルバレスの24号ソロと3本のアーチが飛び出し、チリーノスもタイムリーを放って大量11点をリード。6回裏に暴投で12点目を奪い、7回裏にはチリーノスが17号3ランを放って球団タイ記録の1試合7本塁打となった。2本塁打を放ったアルバレスは、今季24本塁打となり、2015年にカルロス・コレアがマークした22本塁打の球団新人シーズン記録を更新。また、2試合のスパンで得失点差+35以上をマークしたのは、1900年以降では史上4チーム目の快挙となった。

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