海王丸でゼミ合宿 立教大生 富山の施策学ぶ

海王丸を見学する学生ら

 帆船海王丸の海洋教室を利用した立教大のゼミ合宿が10日、射水市海王町(新湊)の海王丸で始まった。海洋教室は小学生を対象にしたもので、大学生が参加するのは初めて。

 同大法学部の松浦正孝教授のゼミが「富山は日本のスウェーデン」として注目された県や富山市の施策や取り組みを学ぶため来県した。伏木富山港・海王丸財団から海洋教室の提案があり、海王丸で1泊することにした。

 学生ら16人は船員から海王丸の説明を受け、写真撮影するなどして海上での生活に理解を深めていた。合宿は13日まで。11日は石井隆一知事との意見交換、12、13日は富山市内の視察などを行う。

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