砺波市が障害者・妊婦らに駐車証  来年度に総合病院と新図書館

 砺波市は公共施設を利用する障害者や妊婦らが駐車しやすいよう利用証を交付する「パーキング・パーミット(駐車許可)制度」の専用スペースを砺波総合病院と、建設中の砺波図書館に設ける。10日の市議会で有若隆氏の一般質問に愛場誠一同病院事務局長、畑進教委事務局長がそれぞれ答えた。

 総合病院は8台分を、病院北側の用水路の一部を暗きょ化で道路にして確保し、来年4月から使用する。同年11月に開館する図書館は4台分を確保する。

 同制度は介護が必要な高齢者やけが人ら歩行困難な人が、公共施設や商業施設で駐車場を使いやすくするのが狙い。一般ドライバーの不適切な駐車も防げる。

 開田哲弘氏は増山城跡の冠木門前のトイレが使用禁止となっていることについて修理の見通しを質問した。畑事務局長は、今月29日の増山城戦国まつりは仮設トイレでの対応を検討すると共に、設置した県に早期修理を求めるとした。

 この他、川辺一彦、嶋村信之、境欣吾、桜野孝也の各氏が一般質問した。

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