舟橋村社会福祉協議会は10日、富山地方鉄道越中舟橋駅と舟橋会館に置き傘を設置した。降雨時に傘を持たず、困っている人に自由に貸し出しする。
それぞれスタンドを設け、傘を12本ずつ置いた。この他に26本を用意し、返却されなかった場合などに補充する。
傘はワンタッチで開くタイプで赤い羽根共同募金のマークが入り、同協議会のシールを持ち手に貼った。置き傘設置事業の財源には、村内で昨年集められた同募金を活用した。
同駅嘱託職員の山内百合子さんは「急な雨でも置き傘があれば利用者が助かる」、同協議会の川崎和夫会長は「皆さんに大切に使ってもらいたい」と話した。