高岡大和が閉店した高岡市の御旅屋セリオに11日、富山大和のサテライトショップがオープンした。先月25日の閉店から17日ぶりに大和が営業を再開し、午前10時の開店と同時に多くのファンが詰め掛けた。
売り場はセリオ1階西側の約560平方メートル。大和が富山、石川両県で展開するサテライトショップとしては6店舗目で、最大の規模となる。洋菓子の「モロゾフ」や水産加工品の「十字屋」、弁当の「芝寿し」、食料品の「北野エース」、婦人服の「マックレガー」などと高岡大和で人気のあったブランドを残した。
正面入り口近くにイベントスペースを設け、期間限定企画を展開する。第1弾として16日まで県内外の人気食パンのフェアを開催し、初日は用意した100斤が30分余りで売り切れた。今後も話題性のある雑貨やスイーツなどを週替わり、月替わりで取り寄せる。
梅木昌代サテライトショップ長は「ギフト向けを中心に、お客さんのニーズに合った商品を取りそろえたい」と話した。
