リバプールにスローイン専門コーチとして招聘されたデンマーク人のトーマス・グレネマルク氏は、ユルゲン・クロップ監督の経営に対する革新的なアプローチに驚嘆しているようだ。
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昨シーズンの途中にスタッフ入りしたグレネマルク氏は、スローイン専門のコーチとして大きな注目を集めた。ギネス世界記録(51.33m)を持つグレネマルク氏の指導はすぐに影響をもたらし、イングランド代表DFジョー・ゴメスはスローインの技術が格段にアップ。UEFAチャンピオンズリーグ優勝の一因にもなった。サッカー界に新たな技術革命として称賛を浴びる中、イギリスメディア『The Athletic』のインタビューに応じたグレネマルク氏は、クロップ監督を「イノベーター」と称賛している。
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「ユルゲンはリーダーであり、彼は全てを知っているわけではなく知識のある人物からインプットしようとする。彼の事を全知全能と思っている人がいるのならば、それは周りの人間の影響だろうね。リバプールは世界最高のクラブだが、昨日と全く同じことをしなければならない訳ではない。ユルゲンに会うと、彼は仲のいい友達の様に感じるよ。彼のリーダーシップは間違いない。イングランドではほとんど知られていない私をチームに招いたんだからね」。