砺波市健康センターは、「市こころのサポート協力事業所」を指定し、悩みを持つ人を地域で見守ってもらう取り組みを始めた。
ゲートキーパー養成講座を受講し申請した事業所が対象で、現在は市内三つの薬局の指定が決まっている。事業所に配布するステッカーには市のキャラクター「チューリくん」とハートをあしらい、2018年度に策定した「市自殺対策計画」を周知する。
同センターの中田実所長が11日、同市寿町のたちぱぱ薬局を訪れ「地域をつなぐ環境づくりに取り組んでほしい」と薬剤師の舘雅司さん(57)にステッカーを手渡した。舘さんは「話し掛けやすい気楽な雰囲気を作りたい」と話した。
同センターは26日、市内のヘルスボランティアを対象にしたゲートキーパー養成講座を予定している。