工芸都市高岡をPR 21日からクラフト系3イベント ガイドブック完成

完成したガイドブックをPRする学生ら

 「工芸都市高岡の秋。2019」と銘打った三つのクラフト系イベントが21~23日、高岡市内で開かれる。工芸品の展示販売や体験型ワークショップ、音楽ライブなど多彩な催しを繰り広げ、ものづくりのまちの魅力を伝える。三つのイベントを紹介するガイドブックが完成した。

 イベントは高岡クラフト市場街(いちばまち)と工芸都市高岡2019クラフト展、ミラレ金屋町(北日本新聞社後援)の三つ。ミラレ金屋町のみ22日まで。

 市場街は山町筋など中心市街地が舞台で、作品展示や体験、飲食、音楽など64の催しがある。クラフト展は全国から応募があった「高岡クラフトコンペティション」の入選作325点を御旅屋セリオ6階特設会場に展示する。

 ミラレ金屋町は、高岡鋳物発祥の地の金屋町が会場。ガイドツアーやクイズラリーで散策を楽しみ、町の魅力に触れる。石畳通りでは着物ファッションショーもある。

 ガイドブックはタブロイド判8ページで、各イベントの見どころやスケジュールをまとめた。約3万部作り、会場となる店舗や施設などに配布した。市場街の國本耕太郎実行委員長は「高岡を好きになってもらえる3日間。ぜひ足を運んでほしい」とPRしている。

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