『樹木希林のきもの』並々ならぬ器量を伝える永久保存版が全国の書店にて大反響!

2019年8月26日に別冊太陽『樹木希林のきもの』が予想をはるかに上回る大反響で、即日重版が決定した。

樹木希林が75歳で亡くなられてから、 まもなく1年が経とうとしている。生前に残した名言がさまざまなメディアでとりあげられ、 その存在感は増すばかりだが、平凡社ではビジュアル誌「別冊太陽」にて「着物」にスポットライトをあてた特集号を2019年8月末に刊行し、 大きな反響を呼んでいる。

本誌の見どころは、 故人がこよなく愛した自宅で撮りおろした、 着物コレクションの数々。 あわせて独創的な着こなしをとらえた生前の写真も多数掲載している。 ファンならばぜひ手元に置いておきたい、 豪華ビジュアル満載の永久保存版だ。

一人娘の内田也哉子さんは、 希林さんの着物との付き合いについて、 本誌のなかで次のように語っている。

“母は生涯、 着物とよく付き合い、 着物をよく生かし切った。 これだけは、 傍らから見ていても断言できる。
「物にも冥利がある」
彼女が繰り返し唱えた言葉は、 どこか彼女自身の人生に重なる気がしてならない。 人でも物でも、 とことん付き合い抜いた先には、 こうしてお裾分けできるほどの冥利が、 そこはかとなく立ちのぼるのだから……。 ”
(本誌巻頭言「衣のまにまに」より抜粋)

着物は樹木希林の生き方そのもの、 本誌を通して、 その独創的な世界観をより深く理解していただけるのではないだろうか。

また10月2日(水)より、 東京・池袋の西武池袋本店「西武ギャラリー」で、生前に残したメッセージや愛用品を展示する「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展・完全版」が開催される。 会場では本誌の刊行と連動して、 希林さんが愛した着物の一部が展示される予定だ。

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