受講者の笑顔が溢れる日本初の女性向け「Audi women’s driving experience」。森園れんの運転技術向上は?

 7月26日に行われたアウディ・ジャパン主催の女性向けドライビングレッスンプログラム「Audi women’s driving experience」を、オートスポーツwebの試乗企画で活躍する森園れんさんが体験。女性ドライバーのために特化したそのプログラム内容とは?

 2001年から国内で行われているアウディ主催のドライビングレッスンプログラム「Audi driving experience」。これまで3000名以上の参加者を数える人気のイベントが、今年初めて女性ドライバーに特化する「Audi women’s driving experience」として開催された。

 このイベントは、アウディ公認インストラクターが指導し、クローズドの安全なサーキットでレース経験者から初心者ドライバーなど、その運転技術に合わせドライビングテクニックを学ぶことができるプログラムで、7月26日に千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された。

 このプログラムはメディア向けにも行われ、オートスポーツwebの試乗企画で活躍する森園れんさんが運転技術向上を目指しレッスンを受講した。

 レッスン前のオリエンテーションでは、アウディ・ジャパンの社長を務めるフィリップ・ノアック氏が参加者へ挨拶を行う。

「“Audi driving experience”というプログラムはドイツの本社が1983年に初開催し、日本では2001年から開催し、延べ3000人の方にこのプログラムを楽しんでもらっています。女性向けのドライビングレッスンプログラムは初開催となります」

「実はアウディは女性ユーザーの比率がとても高く、イベントでドライビングに対する情熱を持っている女性ドライバーの方にたくさんお会いしました。それで女性のためのプログラムをやろうと考えました」

「ハイパフォーマンスなモデルをご用意していますが、安全な場所で安全にドライビングを楽しんでもらえると思います」とノアック氏。このイベントには15名の定員に対して5倍の募集があるなど反響も大きく、来年も継続して開催していきたいと述べていた。

 ドライビングレッスンプログラムでは、アウディS4/アウディS4 Avant/RSモデルの3車種が用意され、講習がスタート。まずは、ドライビングの基礎となるドライビングポジションやステアリング操作、運転姿勢などを実際にシートに座って体験していく。

 その後は、実際にインストラクターを助手席にサーキットを走行。サーキットにはパイロンが並べられ、加速や減速、コーナリング走行の際のスムーズなドライビング操作を学んでいく。

 このレッスンプログラム前の試乗企画で、自分の運転で車酔いになってしまった森園さん。運転技術に不安があったものの、インストラクターの丁寧な指導に上機嫌でレッスンを行っていった。

アクティブセーフティプログラムではフルブレーキングや障害物回避を体験

 続いて参加者からも楽しかったとの声も聞こえたアクティブセーフティプログラムへと移る。ここでは普段の運転ではあまり行うことがない、フルブレーキングや障害物回避を体験し、緊急時の対処法を学んでいく。

 最後は再びサーキットを走行。2周を走行し、そのタイム差で常にスマートで的確に同じドライブをすることができたのか競うタイムチャレンジを楽しんだ。プログラム後には上位3名が表彰され、1位は0.11秒差という好ドライブだった。ちなみに森園さんは、2周目のドライブが楽しくなってしまい10秒も速く走ってしまった……。

袖ヶ浦フォレストレースウェイを走行する森園れんさん

 プログラムを終えた森園さんは、「今回はアウディ・ジャパンさんの女性向けのドライビングレッスンに参加させてもらいました。ただ女性向けってだけじゃなく、運転が得意な方も、苦手な方も、参加出来るというドライビングレッスン! 私は運転は好きだけど頻繁に車に乗らないので運転が得意かって言うと……。こないだ自分の運転に車酔いしたくらいなので、運転に自信持てるようになりたいと思い参加させてもらいました」

「レッスンでは、徐々に車とスピードに慣れることができ、運転が苦手な人にも優しい内容に驚きました。参加者それぞれの運転スキルに合わせて、アドバイスをくれるアウディ・ジャパンのインストラクターさん。とにかく、どのインストラクターさんも褒めちぎってくれて、嬉しくて運転も楽しくなって、自信もつきましたね。褒められ効果か、参加者のみなさんが終始笑顔で運転していたのも素敵だなと思いました」

「レッスンはインストラクターさんと参加者3名が同乗してのレッスンになるので、いつブレーキを踏んでいるのか分からないくらい素晴らしいペダルさばきだったり、Gをなるべく少なくするハンドルさばきなど、人によって全然違うので、自分が運転していない時もいい勉強になりました」とレッスンを振り返った。

「Audi driving experience」の修了証をフィリップ・ノアック社長より受け取る森園れんさん

 また「Audi women’s driving experience」のホスピタリティの充実さにも感動したようだ。

「素晴らしかったのは、ドライビングレッスンだけではありません。常に近くに飲み物やお菓子のケータリングがあり、熱中症にならないような配慮もありました。最後のご飯もとっても美味しいし、可愛いし、最初から最後までアウディ・ジャパンさんの心配り、気配り、おもてなしが素晴らしいと感じました」

「半日充実して過ごせるドライビンレッスン、お金払って参加する価値ありありです。記念すべき第1回目の“Audi women’s driving experience”は大満足です」と笑顔で振り返る森園さん。ドライビングレッスンの効果か、次の試乗企画で森園さんは、担当編集部員が驚くくらいスムーズな運転を見せていた。

ビュッフェスタイルのランチも充実したメニューが用意

 レッスン内容や充実したホスピタリティで流石はアウディと感じた日本初の女性向けドライビングレッスンプログラム「Audi women’s driving experience」。ドライビングを楽しむ女性ドライバーはもっと増えていくことだろう。

■森園れんが挑戦!「Audi women’s driving experience」

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