ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場

ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場

新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場

ポルシェは2019年9月11日、911シリーズに4輪駆動モデルの「911カレラ4」および「911カレラ4カブリオレ」を導入すると発表した。

新型911カレラ4/カレラ4カブリオレの主な特長

外装(エクステリア)

ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場

新型911カレラ4の外装は、ポルシェの特徴でもあるフロントフェンダーアーチのライン、初代911を彷彿とさせるフロントリッドのライン、テールタイトを繋ぐフルLEDライトなど、他の911モデルと共通のデザイン要素を備えている。

911カレラ4Sと唯一違う点がエギゾーストテールパイプとなっており、新型カレラ4では四角いテールパイプが左右に1本、カレラ4Sでは丸いテールパイプが左右に2本備わっている。なおオプションのスポーツエギゾーストシステムでは楕円形のテールパイプが2本配置される。

ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場
ポルシェ 新型911 カレラ4S バレンシアサーキットでの走り

内装(インテリア)

新型911カレラ4の内装は911カレラや911カレラSと共通で、新たにデザインされたシート、中央に配置されたタコメーター、10.9インチのタッチスクリーンを採用したポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)が採用されている。

またスクリーンの下の5個のスイッチを備えたコンパクトなユニットによって、重要な車両機能に直接アクセスすることができる。

ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場
ポルシェ 新型911カレラ4/カレラ4カブリオレが登場

パワートレイン

385馬力、最高速度は291km/h

2020年モデルの911カレラと同じく、新型911カレラ4と911カレラ4カブリオレは最高出力で先代モデルを15PS上回る283kw(385PS)/6500rpm、最大トルク450Nm/1950~5000rpmを発生するツインターボ3リッター水平対向エンジンと8速PDKを搭載している。

新型911カレラ4の0~100km/h加速は4.2秒で、オプションのスポーツクロノパッケージを搭載すると、このタイムは4.0秒まで短縮される。新型911カレラ4カブリオレでは4.4秒、スポーツクロノパッケージ搭載モデルでは4.2秒となる。

また最高速度は新型911カレラ4で291km/h、新型911カレラ4カブリオレで289km/hとなっている。

強化されたフロントアクスル

新型911カレラ4は、水冷式のクラッチとデファレンシャルギアによってクラッチに掛かるトルクの微調整が可能となり、フロントアクスルのパフォーマンスが向上している。

また強化されたフロントアクスルとポルシェトラクションマネージメント(PTM)が雪道だけでなく、通常の路面、乾いた路面、濡れた路面でもさらなるトラクションを確保する。

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